先日、「ぱてめど」をご利用いただいている企業を訪問し、実際にどのように使っていただいているのか、お話を伺う機会がありました。
開発した側として、とても興味深い話がいくつもありました。なかでも印象に残ったのが、「ぱてめどを使うようになって、社内の業務のスピード感が上がった」という言葉です。
ぱてめどは、ジェネリック医薬品の開発や原薬ビジネスに必要な情報を、品目ごとに確認できる情報サービスです。
私たちはこれまで、「必要な情報を探す時間を短縮できる」ことを一つの価値として考えてきました。
しかし、実際の使われ方を聞いてみると、これだけではありませんでした。
「この品目、どうだったっけ?」を、その場で調べる
会議や打合せの途中で、ある医薬品について話題になったとします。
「この品目の市場はどうなっている?」
「どの会社が販売していたかな?」
「特許はどうだった?」
こうした疑問が出たとき、従来であれば、一度持ち帰って担当者が調査し、資料を作成して、次の打合せで共有することも少なくありません。
ところが、ある利用企業では違いました。
会議中にぱてめどを画面共有し、その場で確認しているそうです。
話題になった品目を検索する。
必要な情報を見る。
そして、その情報を参加者全員で見ながら、そのまま議論を続ける。
「すぐに調べられるので、品目についての議論がすぐに深まるようになった」
そんなお話をいただきました。
これは、私たちにとっても新しい発見でした。
資料を作る時間そのものが減っている
もう一つ、大きな変化があります。会議のためだけに資料を作る必要がなくなる場面が増えたこと。ぱてめどにも影響します。情報を集めて、ExcelやPowerPointに転記して、見やすく整えて、会議資料として配布する。もちろん、重要な意思決定には資料が必要です。
しかし、日常の打合せまで毎回資料を作る必要があるのでしょうか。
必要な情報が整理された状態でぱてめどにあり、会議中にその画面を共有できれば、
「資料を作って説明する」から、「情報を見ながら考える」へ。
仕事の進め方そのものを少し変えることができます。
資料作成のために使っていた時間を、情報を評価したり、次のアクションを考えたりする時間へ振り向ける。
ぱてめどの価値は、こういうところにもあるのかもしれません。
「サクサク動くこと」も大切な機能
利用企業から、もう一つ印象的な言葉をいただきました。
「今のサクサク動く感じは変えないでほしい」
というものです。
特許関連の情報システムには、多くの情報を収載する一方で、画面表示や検索に時間がかかるものもあります。ぱてめどについては、
「簡単にアクセスできる」
「情報を引き出しやすい」
「必要なときにすぐ確認できる」
という点を評価いただきました。
機能を増やすことだけが、システムの進化ではありません。
必要な情報へ、ストレスなくたどり着けること。
これも大切な価値だと改めて感じています。
今後システムを改良していく際にも、この軽快さは大切にしたいと考えています。
利用者の声から、次のぱてめどをつくる
もちろん、「今のままで十分」という話ばかりではありません。
別の利用企業からは、
「こんな情報も確認できるといい」
「ここから直接、関連情報へ移動できると便利」
といった具体的なご意見もいただきました。
実際に日々の仕事で使っているからこそ見える改善点があります。
私たちは、そうした声を一つずつ確認しながら、今後の改良につなげていきたいと考えています。
ただし、機能を増やすことで複雑になったり、動作が重くなったりしては意味がありません。
使いやすさと情報量のバランスをどう取るか。
ここは、これからのぱてめどを考えるうえで大切なテーマになりそうです。
情報を「探す」時間から、「考える」時間へ
今回、実際に利用いただいている企業を訪問して、ぱてめどの価値について少し見方が変わりました。
ぱてめどを活用すると、検索時間を短縮でき、資料作成の手間も減ります。
もちろん、それも重要です。
しかし、その先には、
必要な情報をその場で確認できる。
同じ画面を見ながら議論できる。
話が止まらず、議論が深まる。
そして、次の判断へ早く進める。
という変化があります。
ぱてめどが目指したいのは、単に「情報を検索するためのデータベース」ではないのかもしれません。
情報を探す時間を減らし、考える時間を増やす。
利用企業の皆さまからいただいた声を大切にしながら、そんなサービスへ育てていきたいと思います。











