先週のCPHIセミナーでは、
「日本のMF登録国」と「アメリカのDMF登録国」の比較を取り上げました。
ニュースでは相互関税のアメリカの話題が連日報じられています。
医薬品の世界では、どうなっているのでしょうか。
📊 アメリカDMF登録国の内訳

この数字を見て、あなたはどう感じましたか?
データ元 FDAホームページ 2024年9月30日現在のデータをもとに独自編集
💬「DMF=実際に使われているとは限らない」けれど…
もちろんDMFはあくまで登録であり、必ずしも使用実績を反映しているとは限りません。
それでも、この分布を見ると、アメリカの供給構造の「傾き」を掴むには十分なヒントになります。
特に、インドと中国の存在感、そして自国アメリカの比率の低さ。
これは調達・購買の現場にとっても、無視できない“背景の地図”だと感じています。
🔍 話のきっかけにしてみませんか?
製薬企業の調達・購買部門や、医薬品商社の皆さまへ。
このデータ、海外サプライヤーとの会話の“糸口”として使ってみるのはいかがでしょうか?
「アメリカのDMF登録国の49%がインドだったって知ってます?」
「中国は21%、そしてアメリカ自身は9%。これ、どう思いますか?」
そんな何気ない問いかけが、
きっとサプライヤー側の見解や想いを引き出してくれるはずです。
「なぜインドに集中しているのか?」
「中国が今どう感じているのか?」
「日本市場に対する見方は?」
そこに出てくる“本音”こそが、あなたの会社にとっての貴重な情報。
それは単なる会話にとどまらず、次の調達判断や提案、交渉の材料として活きてくるはずです。
🎥 このセミナー内容、動画化してお届けします!
こうしたデータをもとに、
調達・購買の現場で活かせる視点を盛り込んだセミナー内容を、
近日中に動画として撮影・販売いたします。
「当日セミナーに参加できなかった…」という方や、
「もう一度じっくり聞き直したい」という方にも、わかりやすくご覧いただける内容を準備中です。
詳細は、追って弊社ホームページにてご案内いたします。
どうぞ楽しみにお待ちください!
情報は、活かしてこそ価値になる。
今回のデータが、あなたの会話の中で小さなきっかけになりますように。
そしてそれが、大きな調達のヒントに育っていきますように。
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