前回は、商社や原薬メーカーにとっても、パテントリンケージが無関係ではないことを書きました。
そして、最終的な意思決定は各企業が行うものです。
しかし、その判断を行うためには、前提となる情報が必要になります。
情報を持っているのはジェネリック医薬品企業
パテントリンケージやジェネリック医薬品の開発・上市に関する意思決定。
その中心にいるのは、ジェネリック医薬品企業です。
商社や原薬メーカーの立場からすると、
- いつ頃開発が進むのか
- どのような特許リスクがあるのか
といった情報は非常に重要です。
一方で、質の良い情報は自然に集まるものではありません。
日頃から、ともに歩むパートナーとして同じ方向を向いていること。
困ったときに相談できる関係を築いていること。
そうした積み重ねがあって初めて、質の高い情報が共有されるのだと思います。
商社や原薬メーカーも知っておきたい特許情報
もちろん、最終的な特許判断を行うのは製薬企業の知財部門や開発部門です。
しかし、
「製薬企業の仕事だから」
で終わらせてしまうのは、少しもったいないように感じます。
例えば、
- どのような特許が存在するのか
- 延長特許はあるのか
- 用途特許はどうなっているのか
商社や原薬メーカーの立場でも、ある程度理解しておくことで、
- 顧客との対話
- 原薬供給の準備
- 投資判断
などに役立つ場面があります。
一方で、特許調査に十分な時間を割くことは難しい
しかし、現実には簡単な話ではありません。
近年、対応すべき課題は増える一方です。
- ニトロソアミン
- 元素不純物
- 異物対策
- サプライヤーマネジメント
- 安定供給対応
一つひとつが重要でありながら、人員を簡単に増やせるわけでもありません。
限られた人数で、多くの課題に向き合っている会社も少なくないと思います。
情報を探す時間より、判断する時間を増やしたい
本来、時間を使うべきなのは、
「情報を探すこと」
ではなく、
「どう判断するか」
ではないでしょうか。
- どこまでリスクを取るのか
- いつ供給準備を進めるのか
- どのタイミングで投資を行うのか
その判断こそが重要です。
「ぱてめど」に込めた思い
そんな方々のお役に立てれば。
このような想いで提供しているのが、医薬品特許情報検索サービス「ぱてめど」です。
目的は、特許リスクをゼロにすることではありません。
また、企業の意思決定を代わりに行うことでもありません。
必要な情報を効率よく整理し、
リスクを理解した上で判断する。
そして、
情報を探す時間よりも、考え、判断する時間を増やす。
それが「ぱてめど」の目指している姿です。
情報もまた、安定供給を支えている
医薬品の安定供給を支えているのは、モノの流れだけではありません。
- 品質
- 市場
- サプライヤー
- 特許
さまざまな情報を理解した上で選択すること。
それが、これからますます重要になっていくのではないかと思います。









