「医薬品の安定供給」という社会課題に向き合う企業として― 助成金採択のご報告と、これからのススミルの役割 ―

このたび、ススミルコンサルティング株式会社は、兵庫県の助成金事業に採択されました。

本制度は、有望なビジネスプランとして選定された事業に対し、その具体化・事業化を後押しするものです。

数ある応募の中から選んでいただいたことを、一つの評価として、そして責任として受け止めています。

今回の採択において評価いただいたのは、単なるコンサルティングではなく、「医薬品の安定供給」という社会課題に対し、実務の現場から向き合っている点だと感じています。

医薬品は、あって当たり前の存在です。
しかしその裏側では、原薬の供給停止、地政学リスク、為替変動、品質問題といった、複雑で見えにくいリスクが積み重なっています。

そして一度崩れれば、患者さんの手元に届かないという現実に直結します。

ススミルでは、これらのリスクを「起きてから対応するもの」ではなく、「構造として可視化し、未然に備えるもの」として捉えています。

その中心にあるのが、調達リスクの可視化、サプライチェーン全体の構造理解、そして事業継続計画(BCP)の実装支援です。

単なる資料作成ではなく、企業が“動ける状態”をつくること。それが、私たちの役割です。

そして2026年4月、ススミルは3期目に入りました。

創業からの2年間は、国内外の企業と向き合いながら、現場の課題を一つひとつ言語化し、再現性のある形に整えてきた期間でした。

3期目は、それを広げていくフェーズです。

今回の助成金採択は、その方向性を後押ししていただいたものだと感じています。

医薬品の安定供給は、一社だけで解決できるものではありません。製薬企業、商社、原薬メーカー、それぞれの立場が連携して初めて成り立つものです。

だからこそ、「どこにリスクがあるのか」「何を優先すべきか」「どう動けば崩れないのか」を整理する存在が必要です。

ススミルは、強い対策を増やすのではなく、無駄を削ぎ落とし、構造を整えることで、自然と安定する状態をつくる支援を続けていきます。

今回の採択に応える形で、より多くの企業の課題に向き合いながら、兵庫県、そして社会に価値を返していきます。

もし、調達やサプライチェーンにおいて、リスクが見えない、対応が後手に回っている、BCPが形だけになっていると感じている場合は、一度立ち止まって構造を見直すタイミングかもしれません。

静かに、しかし確実に。
供給を支える土台を整えていく。

その先にある安心を、ともに形にしていければと思います。

公益財団法人ひょうご活性化センター 起業家支援事業