一昨日、広島に原爆が投下されて80年という節目を迎えました。
あらためて、「いのちを守るとはどういうことか」を考える一日でした。
そして今日——
その想いを胸に、今の社会の中で「守るために、変える」という選択に目を向けています。
ひとつは、政府が「コメは余っている」というこれまでの見通しを見直し、
「コメの増産に舵を切る」と明言したこと。
石破総理は、インバウンド需要の回復を見込めていなかったことが要因の一つだと説明しています。
このような“180度の転換”は、迷いや賛否を生むものですが、
それでも「変える」ことを選んだ背景には、
“日本の食料の土台~いのちを守る”を見直す必要性があったのだと思います。
もうひとつ、注目しているのは、高校野球が2部制を導入するという決定。
炎天下での試合が選手の健康を脅かしかねない今、
「伝統を守ること」と「いのちを守ること」の間で、
難しいバランスが求められていました。
その中での判断——
これはまさに、「変えることで、守られるものがある」ことを示しているように感じます。
私自身も、今「災害備蓄管理士」の資格取得に向けた学びを進めています。
災害時に必要な備えとは何か。
それを、“いつものやり方”にとらわれず、時代に合わせてアップデートしていく視点が求められています。
“何かを変える”というのは、時に勇気のいることですが、
変えないことのリスクもまた、見つめ直すべき時代になっているのかもしれません。
備えのかたちも、守り方も、変わっていく。
その変化の先に、いのちが安心してつながっていける社会があると信じています。
今日もまた、小さな一歩を進めていきたいと思います。