長年、マラソンを続けてきた私。
ある時から、走っている最中に足の裏、特に指の付け根部分が痛むようになりました。
シューズの問題? それとも、見えないケガ?
気になって病院で診察を受けてみたところ、異常なしとの診断。
でも、痛みは確かにある…。
足圧診断で分かった「浮き指」
その後、ランニングシューズ専門店で足圧診断を受けることに。
すると、驚きの結果が出ました。
足の指先に、まったく圧がかかっていなかった。
これが「浮き指(うきゆび)」という状態で、
指先が地面についておらず、“浮いている”状態。
痛みの原因は、指を使えないまま走り続けていたことでした。
対策は、「知ったあとに始まる」
ネットで調べてみると、
足指の運動や、土踏まずをサポートするインソールを使って
指先の接地を促す方法が紹介されていました。
早速、私もこれらに取り組み始めています。
「異常がない」ではなく、「見えていない」だけかもしれない
この体験から感じたのは、
“データ化・可視化”の大切さです。
病院では異常がない。
でも、専門店でのデータ化によって見えてきた“足の癖”。
そして、それを“知った”からこそ、行動が変わりました。
ススミルがやっていることも、実は同じです
ススミルコンサルティングでは、
医薬品の原薬や製剤の安定供給に向けて、リスクの可視化やデータ分析を行っています。
- 表面上は「安定しているように見える」供給網
- 実は、特定のサプライヤーや製造所に過度な依存がある
- あるいは、価格に影響を与える構造が見えにくくなっている
そんな“見えない痛み”を、数字や図で見える化することで、
企業が動ける状態をつくるのが私たちの役割です。
データ化は、ただの分析作業ではありません。
**「行動につながる気づき」**を引き出すための第一歩。
足の裏の感覚と、企業の調達リスク。
一見、まったく違うようでいて、
どちらも「見えなかったものが、行動を変える力になる」──そんな共通点があるのかもしれませんね。
【追記】
もし、**自社の調達や供給体制に「見えない不安」**を感じている方がいらっしゃいましたら、
まずはお気軽にご相談ください。データ化や可視化によって、次の一歩を一緒に探していきましょう。