5月5日、こどもの日。
立夏を過ぎた頃のこの日、兵庫県神河町のお茶畑にて「仙霊茶」の茶摘みボランティアに参加してきました。
神河町は兵庫県でも珍しい茶の産地。そのなかで仙霊茶は300年の歴史を持ち、京都・宝鏡寺に献上された折に名付けられたと言われています。現在のオーナーが引き継いで、もう約10年。無農薬・無肥料で育てられた茶葉は、発酵の時間を調整することで紅茶・烏龍茶・煎茶へと生まれ変わります。
この日、午前中は機械での茶摘みに備えて草抜き作業。
午後からは、やわらかな新芽を一枚ずつ丁寧に手で摘む体験をさせていただきました。
摘みたての新芽
お茶の香りに包まれるというよりも、むしろその場の空気に、茶葉の緑、山々の緑、そよ風の感触が溶け込んでいました。去り行く春を、体全体で感じるような、そんな心地よい時間でした。
茶摘み風景
こういう活動は、応援したくなりますね。
それはきっと、私自身も”産みの苦しみ”や”広げることの苦しみ”を知ってしまったからかもしれません。
仙霊茶の茶畑。山に抱かれた静かな風景。
この仙霊茶をお店で扱いたい、販売してみたい…
そんな方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
私の方でお繋ぎいたします。