「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、今回、身をもってその意味を実感する出来事がありました。
■可視化への躊躇
年末年始は、誰もが経験する食生活の乱れと運動不足。私も例外ではありませんでした。しかし、ウエストのベルトの穴の位置が変わっていないという「定性的な指標」を根拠に、体重増加は微増だろうと考え、あえて体組成計に乗らない選択をしていました。
データの可視化や数値化の重要性を日々説いている立場でありながら、自分自身の数値と向き合うことを避けていたのです。
■現実との対面
ある日、この矛盾に気づき、体組成計に乗ってみると、予想を上回る2kg強の増加が明らかになりました。まさに「可視化」により、自分が直面している現実が明確になった瞬間でした。
■データがもたらす行動変容
この「可視化」された数値は、即座に行動変容をもたらしました:
- 年末から続いていた寝る前の間食を停止
- 1週間で1.5kgの減量を達成
■得られた教訓
この経験から、改めて以下の点を学びました:
- 定性的な感覚だけでは、現状を正確に把握できない
- 数値による可視化が、具体的な行動のきっかけとなる
- 継続的なモニタリングの重要性
日々の業務で提唱している「データの可視化」の価値を、自身の体重管理という身近な例で再確認できた経験でした。
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