私たちは、1日のうちどれくらいの時間を「座って」過ごしているでしょうか。デスクワークが中心の私の場合、睡眠時間と同じくらい、あるいはそれ以上の時間を椅子の上で過ごしていることがあります。
■「座る」という行為を可視化する
普段、データの可視化を通じて物事の本質を見出す仕事に携わっている私ですが、最近、「座る」という当たり前の行為にも「可視化」の考え方が活かせることに気づきました。
例えば、椅子の形状が少し変わるだけで、以下のような要素が大きく変化します:
- 足裏への力のかかり方
- 太ももの裏の圧迫感
- 座骨の位置
- 背筋の伸び具合
■データが教えてくれる気づき
先日訪れた木工房では、職人さんが一つひとつの椅子に込めた微妙な角度や曲線の違いが、座った時の体の状態に大きな影響を与えることを体験しました。
それは、普段の仕事で経験する「データの可視化による気づき」と同じような感覚でした。見えていなかったものが、突然見えてきました。そんな体験でした。
職人さんと「座る」について、話をしていると、これまであまり意識していなかった座ることが自分自身のカラダに大きく影響していることを知りました。
このブログを座って、読んでいただいているあなた。いま、あなたの足の裏はどうなっていますか?
■新しい視点を得る
日々の仕事で、私はクライアントと共にデータを分析し、新しい視点を見出すことを心がけています。それは「座る」という行為を見直す時にも同じことが言えるのかもしれません。
当たり前だと思っていた「座り方」や「椅子」についても、データという視点で見つめ直すことで、新たな快適さや健康への影響が見えてくるのではないでしょうか。
■おわりに
データの可視化は、ビジネスの世界だけでなく、私たちの日常生活にも深く関わっています。「座る」という当たり前の行為も、データという視点で見つめ直すことで、より豊かで快適なものになる可能性を秘めているのです。
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